爪下血腫(爪の内出血)ができたら

指を強く打ったり、

きついパンプスを履いたり、

長時間ランニングをした時、爪が黒くなってしまったことありませんか?

ダメージにより爪の中の皮膚が出血し、

爪(ネイルプレート)と爪の土台の皮膚(ネイルベッド)の間に血がたまってしまったとき、それが赤黒く見えます。

その状態の事を爪下血腫(そうかけっしゅ)と言います。

爪の全面が黒くなっている場合は整形外科に行ったほうが良いですが、その範囲が小さく痛みがない時は時間が経つと治っていく場合が多いです。

一日に手の爪は0.1mm伸びるので、爪下血腫が出来ている場所にもよりますが半年前後でなくなります。

例えば、

爪の根元に爪下血腫ができて、爪の長さが20mmの場合だと

ひと月で、0.1mm×30日=3mm

20mm÷3mm=6.66666…

6か月ちょっとくらいで伸び切るという計算ができます。

 

夏場や代謝がいい人はもっと早く伸びます。

そして、足の爪は手の爪より伸びるスピードが2倍遅いので、伸び切るのにも時間がかかったりします。

 

そして、爪下血腫をが治るまで放置していると、ネイルプレート(爪)とネイルベッド(爪の土台の皮膚)が剥離して、

爪先の白い部分が増える場合があります。

そもそも、爪のピンクの部分はネイルベッドの色が透けてピンクに見えています。

それが、爪下血腫が出来ているときは、ネイルプレートとネイルベッドの間に血が入っている状態なので、ネイルベッドと密着することができず、白く見えてしまうのです。

一時的に剥離したとしても、爪下血腫が治ると自然とまた元に戻ることが多いです。

しかし爪下血腫が大きかったり、乾燥している状態で放置していると、剥離した部分がくっつくのが難しくなるので、保湿が大事です!

爪の内側にネイルオイルやハンドクリームを塗っておくと剥離が広がるのを防いでくれます。

大体の場合が、時間とともに鬱血した部分が伸びてなくなり痛みもなくなりますが、なかなか痛みが治らなかったり、血が広がっていくことがあります。

そういった場合は、整形外科に相談するのが良いと思います。

骨が折れてない場合は、様子を見てくださいと言われることが多いみたいですが、

溜まった血液を外に出す為に爪に穴をあける処置をしてくれる場合もあります。

 

痛みもなく、爪下血腫が小さい時は、安静にして爪が伸び切るのを待ちましょう。

爪を早く伸ばす為にできることは、また次回の記事で書きます。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。