
第1回「第1回 ハンドケアの始まりを作る「お悩み8ピース」」
前回「第2回 ケアを始める前に知っておきたい「手や指の使いグセ」」
風の冷たさが日ごとに増す季節、
ウイルス対策も長期戦に突入。重なり合う心身のストレスを肌は敏感に感じ取ってしまいます。
だからこそ今ハンドケアを学びましょう。
今回は手荒れのメカニズムについて。
色んな手荒れの症状、皮膚ではどんなことが起こって荒れているのか知っていますか?
よくあるトラブルについてまとめてみました。
徹底的に調べてまとめていますので、
ご自身が気になる症状の項目を見てみてください。
まず、「手肌のかさつき」
これは、お肌のターンオーバーが正常に働かず、
お肌の表面に古い角質が残ってかさついてしまうことが多いです。
他には、皮脂や汗の分泌が少なくなってお肌表面の皮脂膜が薄くなってしまっていることも原因として考えられます。
「指先がひび割れて痛い時」
これは、お肌の角質が剥がれ落ちずに残り固くなってしまっていたり、
皮膚の潤いがなくなってしまっていると、指のよく動く部分に亀裂が入ってしまいます。
皮膚の水分、油分が充分に保たれていて皮膚が柔らかい状態だと、指先の屈伸にも柔軟に耐えることができます。
皮膚が固くなっている状態で屈伸してしまうと、
皮膚が伸びる運動に耐えられず亀裂が入ってしまいます。
「ささくれがひっかかる」
指周りの皮膚が乾燥してはがれてしまっている状態がささくれといいます。
ささくれができるだけでは、傷みなどはあまり感じません。
しかし、ささくれが衣服などに引っかかったり、指先を使うことで圧力がかかり
傷口が広がってしまい痛みを感じます。
「お肌のハリがなくなてきた」
肌が乾燥すると、肌の水分量が少なくなり弾力やハリがなくなります。
それから紫外線も影響があり、
肌の奥にまで紫外線の刺激が届くと、
肌のハリ・弾力に必要なコラーゲンやエラスチンにダメージを受けて
ハリ弾力が無くなってしまいます。
「甘皮がボサボサ」
甘皮は爪と指の間に隙間から細菌が入ることを防ぐためにあります。
しかし、そこが乾燥していると爪が伸びるのに合わせて甘皮が張り付いて伸びてしまいます。
その張り付いた甘皮が伸びすぎるとめくれてきたり、
裂けてささくれになってしまってりします。
「爪が弱くて欠けやすい」
爪の欠けは、縦に亀裂が入るか横に亀裂が入るかで原因が違います。
横からの亀裂の場合は何かにぶつけた時や強く手を握りしめたり、
先端から圧がかかって亀裂が入ることが多いです。
縦からの場合は根が深く治るのに時間がかかります。
まず甘皮が乾燥で張り付くと、爪が伸びるときに張り付いている部分に圧がかかり凹凸ができてしまいます。
その際に、凹凸のへこんでいる部分は薄くなってしまい縦に欠けやすくなってしまいます。
「爪の表面がガサガサ」
爪の表面に横向きに薄く剝がれてしまう状態の事を二枚爪(にまいづめ)といいます。
爪が乾燥すると、
先端から圧力がかかった時に柔らかくしなることができず表面が薄くめくれてしまいます。
ハンドケアのカギは
原因を知ることにあると私は考えています。
手荒れや爪のトラブル、お手元全体のお悩みを解決する事はもちろん、原因を知り個性を活かした美しさへ導くこと。
それがASSOのハンドケアの技です。
次回からは、そのトラブルにどう向き合うかをお話していきたいと思います。
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ケア専門店 ASSO Nail
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