前回、ジアミンアレルギーの予防法や安全性が高い(というと語弊がありますが、アレルギーリスクのない)施術についてブログ書きます。と明言してから少し時間が経っておりました。
さて、上記のように今回は予防や対策などのお話。
1,アレルギーリスクの少ない施術について
まずはここからですよね。
ヘアカラーに於いては基本的に「ジアミンアレルギー」はありえるものとしてお考えください。
仮にノンジアミンのカラーをやったから100%安全か?と言われればそうでもありません。
前回でも説明した通り過酸化水素などによる皮膚炎も想定できるため、ジアミンなどの心配はないけれど、ほかには心配ごとがあるという感じでしょうか。
さて、施術については安全なものは数種類。
・カラートリートメント
・ヘアマニキュア
・ブリーチ(場合により皮膚炎リスクあり)
・ノンジアミンアルカリカラー
といった感じです。
ではこの薬剤だからOK!ではありません。
ここは美容師さんが気を付けることですが。
・シャンプーをする際に1人前の方がヘアカラー施術をしていないか?
・ツール類はきちんとノンジアミン用に考えて用意しているか?
意外とこの部分が盲点です。
薬剤が安心でも使用するハケやカップ、シャワークロスなどが共有ではNGです。
2,気を付ける施術方法
今回はほぼ美容師さんネタになっていますが、一般の方も知っていたほうがよいので書いております。
こんな事書かれてもね…というより、参考程度に知っていてください。
・シャンプーをする前はシャンプー台に薬剤が乳化などで残っていないか確認&洗剤で洗い落とす
・シャンプー時にはきっちりと乳化をし、地肌に薬剤が残っていないように徹底する
・カラー施術の際(通常のカラーも含めて)には薬剤を地肌に当てることが無いよう、1mmほど根元を空けておく。
(人によっては塗り残しと思われるので事前に告知していきましょう)
・メーカーが指定している配合比率を必ず守る
大体はこのあたりを注意していれば大惨事は免れることが多いと思います。
アレルギーのある方が担当に信頼を置いて任せてくれているのですから、担当もきちんと不安を理解し安心をしてもらえるように努めなくてはいけません。
不安があればいかに予約をして頂いていたとしてもメニューの変更やお帰り頂くなどの誠実な対応が問われます。
と簡単にまとめるとこのような感じになります。
ちょっと最近頭皮がピリピリするんだよなー…とかお悩みがありこのブログにたどりついた方がいるのでしたら、お役に立てれば幸いです。
assoに来なくとも、不安な事などあれば遠慮なくLINE(公式)にて聞いてみてください。
それでは。